マーストリヒト（オランダ）

 

　マーストリヒトはベルギーとドイツに挟まれた半島のような部分に位置し、また、1991年のマーストリヒト欧州理事会で合意されたマーストリヒト条約（ＥＵの憲法ともいえるもの、1992年調印）の地としても有名。

リヨンからパリまではTGV、パリからリエージュまではタリス、そこからマーストリヒトまでは各停でわずか10数分。写真はリエージュ駅に停車中のベルギー国鉄のIC

13世紀に建造されたオランダ最古の橋、セント・セルファース橋

　では、例の如く簡単な市内の案内を。あまり観光はしていない。従って、見て回ったのは旧市内のみ。

　旧市内は、駅から真っ直ぐ歩いて１５分ほど、マース川に掛かるオランダ最古の橋、聖セルファース橋を渡ったところから始まる。

マルクト広場中央に建つ１７世紀建築の市庁舎

歴史的には６世紀まで遡るオランダ最古の司教区教会、聖セルファース教会。現在の建物は１１世紀に建造が始まったもの

11世紀に建築が始まったロマネスク様式の教会。外観は要塞のように見える変わった様式。礼拝堂には黄金のマリア像がある

聖ヤン教会。14〜15世紀に掛けて建てられたゴシック様式の尖塔。17世紀にプロテスタント教会となり、堂内はステンドグラスすらない質素な内装に

聖マルティンヌスケルク（サン・マルティン）教会。ゴシック様式の70ｍに達する尖塔を有する。

聖ヤン教会の尖塔の上からマーストリヒトの街を望む。丁度上空を寒冷前線が通過中。この直後暴風雨となった

聖セルファース教会を裏から見る。こちら側には鐘楼が建つ

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