アルル
サントマリー・ド・ラ・メールからのバスがアルルの駅前に着く前のバス停で下車。旧市街を抜けていってまず最初にたどり着いたのがアルル古代劇場。ここの窓口で闘技場との共通入場券を購入。まずは古代劇場に入る。リヨンやヴィエンヌのローマ劇場と比べると遙かにスケールは小さいが、かつてはかなりの規模だったことは入場券の絵を見ても分かる。ともかく、現在もイベントに使われているということでは共通である。
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すでに舞台設営がされている古代劇場
古代劇場内の遺跡群
入場券に印刷されている復元図を見ると、元々の客席の下半分だけが現存していることが分かる
レピュブリック広場に出てきた
この広場に面して建つ市庁舎の地下に驚異の世界が埋まっている
ローマ時代の遺跡、フォーラム地下回廊
何故このような地下空間がここに存在しているのか気になる人もいよう
元々、ローマ時代は地上の商店街であった
入場券には当時の復元図が描かれている
長い年月を経て埋もれていったのである
地上時代の名残、排水路
大理石の床は二千年の時を経て浸食され独特の模様を描く
暑い地上を忘れ、しばし佇む
次は闘技場に移動
最上階は失われているそうだが、それでもほぼ原型を保っており、フランスでは最大
勿論、現代でも現役で使われている施設である
闘技場の回廊
実に収容人数二万人とか
闘技場から市街を眺める
本当に良い天気
闘技場のアーチから街路とローヌを望む
南仏らしい色合いの町並み
闘技場を下から見上げる
コンスタンティヌス浴場遺跡に移動
浴槽跡、かな
浴場のアーチ屋根もかなり原型を保っている
ここは焚き付け口？
銭湯と考えると相当大きな規模であったことが分かる
日本人だからこそ分かる遺跡といったところか
浴場遺跡からすぐの所がローヌ川
プールもある巨大なクルーズ船が停泊中
船の停まっているところは丁度かつて鉄道橋のあったところ
橋脚だけが残っているが、その先には先ほど見た廃線がずっと続いている
アルル駅側にも廃線跡の築堤
それにしても何とも立派な橋脚遺跡
そろそろ帰る時間。旧市街を駅へと向かう
旧市街の入り口、カヴァルリ門
駅から旧市街に入るときにはこの門を通ることになる
アルル駅
サントマリー・ド・ラ・メール行きのバス乗り場
アルル駅にて。列車の中で午睡中
プロヴァンスのTER
昨年登ったエルミタージュの丘を列車から眺める
