2013年 リヨン
2013年 リヨン
今回のフランスは2都市での仕事である。最初にリヨンで国際会議、次にカーンで共同研究打ち合わせである。リヨンでは、有人が自宅を購入した、というのでそのお祝いも兼ねている。
今回の宿は地下鉄クロア・ルースの駅前である。2つ星ではあるが、非常に便利なところのホテルを取ることができた。学会会場はローヌ川沿いのコングレスセンターであるが、地下鉄C線の終点キュイエでトロリーバスに乗り換えれば始発で会場に行けるからである。その他の参加者は恐らく都市部からセンターに向かうはずなので通勤客ともごっちゃになり相当な混雑が予想される。
今回は前半部の会議は同僚と一緒、後半は日仏双方の研究者の集まりとなる。羽田からはその同僚と一緒であるが、彼女はリヨンは初めてということで、時間が合えば市内を案内するということにした。
リヨンに来たらまずフルヴィエールの丘に登り市内一望するのが鉄則
相変わらず美しいステンドグラスの影が落ちる堂内
彼女とはホテルは別なので、時間を合わせて落ち合うとまずはフルヴィエールの丘にケーブルカーで登り、市内を一望する。
天気は良いがモンブランは見えず、ということは暫くお天気が続くということ
フルヴィエール大聖堂を一通り見ると今度は旧市街へと降り、お食事処を探す。旧市街は観光客レベルのレストランばかりで味はあまり期待出来ないのだが、今から美味しいレストランが揃っているプレスキル地区まで移動するのは時間が掛かるので、今回はここで妥協。
好物のクネルを注文したのだが、少し焦がしすぎでない?
彼女のご両親が外交官だったこともあり、大昔にリヨンに来て記念写真を撮っているとのこと。古い写真から何処で取ったのかを割り出し、同じ場所で写真を撮ることになった。背景のビル群からすぐにローヌ川沿いの橋の上と特定。流石にリヨンの地理は良く理解しているので、ヴィルソン橋の欄干のどの部分かを写真を見ながら位置決めすると、写真に写っているお母様と同じポーズで撮影。
市庁舎
市庁舎前広場にあるバルトリィディの泉
夜、有人の宮原氏の新居に向かう。リヨン大学のすぐ近くのアパートで迷わず行くことができる。が、入り口の表札は前所有者のままとかで、呼び鈴を押して本人であることを確かめる。
今は彼女と二人で同居しているが、彼女の連れ子の猫2匹も一緒である。実に良く人慣れしており、早速私の靴のにおいを嗅いでいる。
宜しく、だニャー
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