モンサンミッシェル

 

 翌日、大型バスを仕立ててモンサンミッシェルへと向かう。モンサンミッシェルといえばフランスを代表する一大観光地であるが、私はフランスに1年間住んでいたにも拘わらず一度も行ったことがない。今回が初めてのモンサンミッシェルということになる。一大観光地というのは結局人ばかりで大したことが無い場合も多い。さて、実際にはどんなところであろうか。

高速道でいくつもの丘を越えていくと、遠くにモンサンミッシェルの偉容が飛び込んでくる

テレビ等でよく見る風景が目の前に

バスが速度を落としたので、サービスなのかと思いきや

牛が行く手を阻んでいた

モンサンミッシェルへは遙か手前でシャトルバスに乗り換え、島の手前で下車、後は歩きである

このときは丁度モンサンミッシェルと本土とを繋ぐ築堤を撤去する工事の真っ最中

砂州に土砂が溜まるのを防ぐための工事である

確かにモンサンミッシェルは見栄えのする構築物である

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早速入場

ここが入り口(王の門)。確かに要塞の雰囲気たっぷり

島の中も一つの町となっている

参道はお土産屋通り

下を見下ろすと工事の具合がよく分かる

干潮の時間がそろそろ終わる頃

西のテラスから遠浅の海を眺める

さて、本格的に修道院の中に入りますか

最初の大広間、修道院付属教会

ラ・メルヴェイユ、修道院最上階の回廊。繊細さが特徴

修道士が瞑想の場として使った場所とか

回廊の中庭

食堂の間

内部は上がったり下がったり

迎賓の間

迎賓の間にある暖炉跡

暖炉跡から上を見上げる

太柱の礼拝堂と呼ばれる間

極太の柱が並ぶ空間はなかなかの迫力

僅かな建物の隙間から空を見る

巨大な巻き上げ機

巻き上げ機の下には深い闇

礼拝堂

ピンクの廊下

さらに先に進む

騎士の間

騎士の間

騎士の間からトンブレーヌを望む

騎士の間

天使ミカエルの像

広大な干潟

潮が満ちてくるのがよく分かる

こちら側はまだ干潟

下まで降りてきた

賑やかな参道

先ほどの巻き上げ機の台車軌道

駐車場に戻り、モンサンミッシェルを振り返る

ボーヴォワールの集落でクレープ屋に入り昼食

 モンサンミッシェルが第一級の観光地であることは分かった。では一回来ればそれでいいか、となるとどうやらそうでもなさそう。また来てみたい、と言う何かを持っている場所であった。