ホアビン省飲料水調査

 

 前回ベトナムの飲料水調査では、メコンデルタ地域で思わしくない結果となってしまったため、今回はかなり念入りにコンサルできる会社を探した。事前の打ち合わせのやりとりの中で、ハノイから近いにも拘わらずインフラ整備が行き届いていないということでホアビン省の西側を調査することになった。ただ、ハノイから近いが道路も昔ながらということで日帰り調査は不可能ということで、今回はマイチャウという町で一泊し、その周辺部を調査するという計画となった。

 ホアビン省は山岳地帯であり、今回調査する地域も標高1000m前後のところもある。ベトナムには四季があるといわれているが、山奥に入るのでかなり冷え込むこともあるとのこと。会社の方にコーディネートは完全にお任せということで、現地での事前打ち合わせもなくハノイ入りした翌朝にはすぐにマイチャウへ移動するということとなった。 

到着当日の夜はチャンティエンプラザのフードコートでフォーを食す

 翌日の朝、宿泊しているメルキュールのロビーに下りると二人の女の子が待っていた。一人が通訳のフォンさん、もう一人がコーディネーターのアンさん。外では運転手も待っていて、私も入れて計4人での調査旅行である。

 フォンさんは日本語が堪能なので、私も普通に日本語で話せるので楽である。アンさんは英語が話せるのでこれまた問題なし。アンさんが今回のために用意したというエクセルの聞き取り調査票も上出来のもので、実は各国を廻る際に彼女の作ったフォーマットを使わせて貰っている。

丁度春節の頃。ホアンキエム湖周辺はイルミネーションが出ていた

ホアンキエム湖のほとりにあるホアフォン塔の下でベトナム名物新婚写真

ホアンキエム湖の夜景

ハノイから少し西に行くとすぐに山岳地帯。マイチャウへはハノイからは道なりで140キロ

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